9月も半ばを過ぎて、大学4年生の大手の就活が落ち着き始めたころ。それとともに、就活をそろそろ意識し始めた3年生もいるのではないでしょうか。
最近はインターンシップなど水面下で選考を進める会社もあるので、早めの準備が成功につながるのは確かです。意識を高く持ち、精力的に活動をするのは素晴らしいことですが、その方向性を間違えると就活の失敗につながったり、後々後悔したりすることにもなりかねませんので気を付けて下さいね!(文:ユズモト)
安易なOB・OG訪問は悪い印象を与えることも
まず就活初期には結構やりがちなのですが、SNS上で「自分がいかに就職活動を精力的に行っているか」をアピールするのは絶対にやめましょう。「○○銀行のセミナー行ってきた」「○○商事のインターン面接結果きた!」などという書き込みを見ると、思わず「スケジュールを逐一報告するなんて、お前は芸能人か!」と突っ込みそうになります。
この書き込みは、会社の採用担当者に見られる可能性もあります。セミナー報告など何の問題もないように見えますが、自分の一挙一動を逐一SNSで報告するような性質の人は、大切なこともポロッと投稿してしまいかねないと判断されるおそれもあります。
公開範囲を友人のみに限定すると、会社に見つかるリスクはなくなるかも知れませんが、友人たちから「アイツ何だか意識高いよな(笑)」とイタイ人扱いされるリスクが高まってしまいます。SNSでのアピール行為は、百害あって一利なしです。
また、就活初期に精力的にOB・OG訪問をしている学生さんって結構いますが、私はあまりおすすめしません。とりあえず話を聞いてみようくらいの、ぼんやりとした気持ちでやる人がほとんどだと思うからです。
何を聞きたいかも定まらないうちにとりあえず訪問をすると、聞きたいことが聞けずに終わってしまいますし、せっかく時間を作ってくれたOB・OGの方にも迷惑がかかってしまいます。相手にいい印象を与えることもできないでしょう。
会社によってはOB・OG訪問の記録を残しているところもありますので、その様子が会社に報告されてしまうおそれだってあるのです。そうなると今後の就活にも悪影響を及ぼしかねません。選考の一環になり得ることを念頭において、ある程度企業研究をしたうえで臨むようにした方がいいと思いますよ!
あわせてよみたい:履歴書の証明写真に貼れる「隠れ御守」が発売決定!