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8月の百貨店売上は化粧品や高額品が2ケタ増 不安定な株価の影響少なく

2015年09月23日 17:22  Fashionsnap.com

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 日本百貨店協会が、2015年8月の全国百貨店売上高を発表した。気温が高かった前半は盛夏物、台風の影響で涼しい日が続いた後半は秋冬物が牽引し、総額では前年同月比2.7%増と5ヶ月連続で前年実績を上回った。

8月の百貨店売上 5ヶ月連続プラスにの画像を拡大

 商品別では、衣料品が気温の高低に対応したことでほぼ前年並み。化粧品および美術・宝飾・貴金属は20%を超える伸びとなり、株価の下落や経済の不透明要因による影響は感じさせなかったという。
 今年2月以降から毎月連続で前年実績を200%超上回っている訪日外国人による売上高は、8月も259.6%増で推移し、単月では統計開始以来過去3番目となる約172億円を記録。夏季休暇を日本で過ごす家族層が多く来店し、購買客数は293%増となった。