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子どものお稽古事でママ友に自慢されたら「軽くいなして」

2015年09月22日 17:00  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

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ママ&ババ友付き合いは悩みが尽きないもの。そこで、マナーのカリスマ先生・岩下宣子さんに、シチュエーションごとのマナーポイントを解説してもらった。ママとババ、それぞれの立場のマナーも紹介。 ・塾、お稽古事 <あなたがママなら>嫉妬や妬みはNG自慢話は軽くいなして 塾やお稽古事は子どもの優劣がわかりやすいところ。子ども同士の争いではなく、いつの間にか「〇〇ちゃん家の子には負けたくない」などと親同士の争いに発展してしまうことも。 「塾やお稽古事は学校と違い、先生やコーチが才能のある子を特別扱いするのはしかたのないことです。子どもに対して“あなたはあなたなりに頑張ればいい”という姿勢で向かえば、トラブルも和らぐのではないでしょうか?」(岩下さん) お稽古事によっては、親のサポートを必要とするところもある。そこでは成績上位の子どものママが中心的な存在となり力関係がはっきりしていることが多い。 「活躍している親子に出会うと“うらやましい”と思うこともあるでしょうが、“羨望”は“欲”です。嫉妬や妬みにつながり、攻撃的な行動に変わってしまうこともあります」(岩下さん) また、塾やお稽古事では自慢話をしたがる親もいる。 「そんなときは“将来が楽しみですね”と相手を立てて軽くいなすのが賢明です。自慢話が長くなったときは“どんな子に育てたいの?”と質問すると、相手に考えさせる時間をつくり話題の方向性が変わります」(岩下さん) お稽古事の親同士はトラブルになりやすい反面、同じステージを見つめる仲間として、将来、思い出を語り合ういい友人になることも。 <あなたがババなら>手も口も出さない見守る姿勢が大切   働くママの代わりにババがお稽古事の送り迎えをすることが最近、増えている。 「孫の活躍はババにとってうれしいものです。しかし、自慢は禁物です。また、お稽古事では孫が支度に手間どっていると手伝いたくなりますが、孫の成長のために、手や口は出さないようにしましょう。見守る姿勢が大切です」(岩下さん) 先生やコーチに対しても口は出さず、“いつもお世話になっております”と、お礼やあいさつは忘れずに。