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失われた時間に光を!ボスニアの廃墟に描かれたストリートアート

2015年09月22日 11:01  isuta

isuta

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1990年代に大きな紛争を経験した、ボスニア・ヘルツェゴビナ。 そこから新たな社会を築いている同国に、アートギャラリーがオープンした。 それはずっと放置されていた工場だった場所。 廃墟の雰囲気を活かしたまま、制作した壁画を展示している。 このギャラリーを開いたのは3人の若者からなるアーティスト集団「HAD」。 建築学科に通う学生、画家、そしてストリートアーティストとばらばらのバックボーンを持つ彼ら。 今までのアートとは違うまったく新しいものを生み出したいと、不思議なギャラリーを自分たちの手で作り上げた。 制作の手法も、同じようにユニーク。 ただ壁に絵を描くのではなく、削り、穴を開けながら、独特のムードを持つ作品を生み出していく。 同じ国に住む人間同士で争った戦争の記憶は、今も傷跡を残すが、新しい芽は常に生まれ続けている。 そんなことを感じさせてくれる新ギャラリーの今後に期待したい。 Facebook(HAD artwork) https://www.facebook.com/HAD-artwork-515550175258983/timeline/ ・アート(まとめ)