2015年F1シンガポールGPの日曜決勝で、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンはリタイアに終わった。
ジェンソン・バトン 決勝=リタイア
「今日はポイントを獲得できたはずだ。パストール(・マルドナド)との接触がなく、ギヤボックストラブルが起こらなければ、入賞していたと思う。たくさんの「もし」や「だけど」があるけれど、走っていた時、マシンの感触が悪くなかったことはポジティブな要素だよ」
「スティントをかなり長く取って走ったけれど、タイヤをうまく管理して走ることができ、それが助けになったし、2回目のセーフティカーも有利に働いた」
「きついシーズンだ。誰もがそう感じている。でも僕らは立ち止まったりしない。ウォーキングでもさくらでもスタッフ全員が懸命に努力し続けている」
「チームは次の日本GPに気持ちを集中させ、懸命に作業に取り組んでいく。次はホンダのホームサーキットでのグランプリになるが、またきつい週末になるだろう。それでもベストを尽くす」
「(マルドナドとの接触について聞かれ)ロータスの2台はすごく遅かった。それでインに入り込もうとした。マルドナドは僕がどこに行こうとしていると思ったんだろう。ブレーキテストをしたとは思わないけど、少なくとも加速はしなかった。それで彼の後ろに突っ込んでしまった。僕が悪いという見方もできるのだろうが、彼はコーナー出口で加速しなかったんだ。ものすごく変な感じだった」
「イン側のラインをブロックしようとしたんだろう。そのひとつ前のコーナーでは僕をコースから押し出したし。あそこに壁があったら僕はそこに突っ込んでいただろう」
「彼が何をしたかったのか分からない。僕をグランドスタンドにはじき飛ばしたかったのかもね。全くスペースを残してくれなかった」
「あんなこと、F1では許されない。この手のサーキットでは特にそうだ。でも彼はこれからもやるだろうね」
「バトルをするにはお互いに距離を理解していなければならない。でも僕のバトルの相手はスペースを残すということを知らないみたいだった。おかしいよ。彼は変わっていない。これからもずっと変わらないのだろう」