2015年F1シンガポールGPの日曜決勝で、トロロッソのカルロス・サインツJr.は9位だった。
カルロス・サインツJr. 決勝=9位
「いろいろなことが起きたレースだったね。スタートをうまく決め、序盤はいいペースで走っていた。戦略もすごくうまく行きそうに思えた。でも最初のセーフティカーの後のリスタートで、ギヤボックスがニュートラルに入り、集団の後方まで落ちてしまった。そこからオーバーテイクを繰り返していったんだけど、すごく楽しかったよ。
「9位まで上がると、すぐ前にはマックス(・フェルスタッペン)がいて、彼は(セルジオ・)ペレスにチャレンジしていた」
「『もう10周も抜けずにいるじゃないか。僕に1周だけチャンスをくれよ』と思った。僕はそれまでに何台も抜いてきたからだ。だから僕に試させてくれと頼んだんだ。2周やってみてだめなら順位は返すつもりだった」
「僕はチャンスが欲しかっただけだ。でも彼は承知しなかった。この件についてはチームとして話し合う必要がある」
「とはいえ全体的に見るとまた入賞できたからすごく満足だよ! この調子でプッシュし続ける。7日後には日本でレースがあるしね!」