2015年F1シンガポールGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは12位だった。
フェルナンド・アロンソ 予選=12位
「この結果は今日の僕らにとって妥当なポジションだと思う。確かにイエローフラッグがなければ、トップ10から0.5秒差の11位と12位という結果になっていたかもしれない。しかしそれより上に行くことはなかっただろう」
「それでも僕にとって今週末はとても順調だ。モンツァやスパとは大違いだよ。常にいい感触を持てているし、競争力も感じる。明日はポイントを狙える位置からスタートする。ここでのレースはマシンにとってもドライバーにとっても過酷で厳しい。ミスは一切許されないんだ。だから明日は完璧なレースをしなければならない。そして入賞を目指す」
「オーバーテイクはかなり難しいから、ポジションはスタート位置と戦略でほぼ決まる。毎年セーフティカーが出ているから、それが自分の有利に働くような運も必要だ」
「(F1公式サイトのインタビューにおいて、プラクティスではトップ10に入りながら予選でそれができなかったことにがっかりしているかと聞かれ)別にがっかりはしていない。プラクティスは所詮はプラクティス。予選になると皆、魔法のボタンを押してエクストラパワーを得る。でも僕らにはまだそれがないんだ」
「それでも中段グループで戦うことはできる。それほど悪い状況じゃないよ。ジェンソン(・バトン)には今年最大のタイム差をつけることができたし、それに関しては不満はない」
「明日はポイント獲得が可能だと思う。現実的に考えて、僕らにとってはQ3進出が最優先事項ではなかった。もちろんグリッドポジションが上位であればあるだけレースは楽になるけれど、Q3に進出してタイヤをすべて使ってしまうのと、12位からのスタートだけど新品タイヤ1セットが残っているのと、どちらがいいだろう。僕らが最優先事項と考えているのはポイント獲得だ。明日はそのために全力を尽くす」
「グリッドは12番手だけど、1コーナーではポイント圏内にいると言っておこう!」
「(その位置にとどまるのは難しいのではと聞かれ)どうだろうね。クルマに聞いてみるよ!」