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ママ友名刺「情報は名前だけで気に入った人だけに渡す」

2015年09月20日 16:20  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

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ママ&ババ友付き合いは悩みが尽きないもの。そこで、マナーのカリスマ先生・岩下宣子さんに、シチュエーションごとのマナーポイントを解説してもらった。ママとババ、それぞれの立場のマナーも紹介。 ・ママ(ババ)友名刺交換 <あなたがママなら>情報は名前だけ。気に入った人だけに渡す ママ友名刺のトラブルがネットで話題になっている。名前や連絡先だけでなく夫の勤務先を書いたり、業者に頼んでデザインに凝って派手な名刺を作るなど、自慢に思われトラブルになるという。 「本音を言いますと、ママ友名刺は必要ないと思っています。名刺を渡すということは、相手は初対面です。名刺を大切に持ち帰り保管してくれるとは限りません。名刺は個人情報の塊。帰り道で落としてしまったらどうなるのでしょうか?」(岩下さん) 子どもの写真や連絡先が書いてあると犯罪に利用される可能性もある。また、メアドや電話番号、住所など記載する情報を変えて使い分けている場合、情報量の違いからトラブルに発展することも。 「情報量が少ない名刺をもらったことがわかったら、どう思うでしょうか? 私って嫌われているかも、と思う人もいるでしょう。名刺は子どもか自分の名前だけで十分です。子どもの名前だけでもいいでしょう」(岩下さん) 必要ならば、その場でメールアドレスなどを書き足す。そして、大事なポイントとは。 「名刺はこれから先、お付き合いをしたいな~と思う相手だけに渡すようにしましょう」(岩下さん) <あなたがババなら>名刺をもらったら扱いに注意 名刺は落とさないように持ち帰り、家できちんと保管するか、娘(または嫁)に渡すのがポイント。 「必要性を感じたらババ友名刺を作ってみるのもいいでしょう。内容はママ友名刺と同じく個人情報は入れずに、孫と自分の名前だけに。“名前を覚えていただけたらうれしいわ”と言って渡してみましょう」(岩下さん)