2015年F1シンガポールGPの土曜予選で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルはポールポジションを獲得した。
セバスチャン・ベッテル 予選=1位
「確かに今日の結果ではポイントは手に入らない。それでもチームにとって、僕ら全員にとって、最高の結果だよ!」
「チームも僕も、ポールをつかむ日を長い間待ち続けてきた。最後のアタックは取りやめてもよかったのかもしれないけど、そうする理由はなかった。他のドライバーたちの状況が分からなかったし、すごくいい感触を持っていたから、最後までプッシュしたんだ」
「明日のレースが楽しみだ。決勝中にさまざまな状況に対処しなければならない。それはすごく難しいことだと分かっている。でもこれ以上ないほど有利なポジションからスタートできるんだ。スタートから他を置き去りにして行ければいいだろうけど、レースは長い」
「小さな決断をたくさん下さなければならないが、細かいことは無視して大きな結果を目指す方が簡単だ。明日に気持ちを集中させていくよ。チェッカーフラッグを受けるまでの間にたくさんのことが起こり得る。セーフティカーをはじめとしてね。過去を振り返るとここでは頻繁にセーフティカーが出ているんだ。明日も同じようなスピードを発揮できれば、すごくいい一日になるはずだ」
「(メルセデスの不調には)驚いたよ。昨日もそうだし今朝になっても、彼らは周囲を欺いているんだと思っていた。今年彼らのパッケージが最強なのは間違いない。(今回は)何か問題があるのだろう。それしか考えられない」
「明日のライバルとして彼らを除外するわけにはいかない。メルセデスは速さを発揮するはずだ。ここはオーバーテイクが楽にできるサーキットではないけれど、速ささえあれば追い抜くことはできる。彼らは強いはずだよ」