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スーパーGT第6戦:朝の走行はS Road MOLA GT-RがGT500クラス首位。MOTUL AUTECH GT-Rが続く

2015年09月20日 10:40  AUTOSPORT web

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決勝日朝のフリー走行でトップタイムをマークしたS Road MOLA GT-R
スーパーGT第6戦SUGOは20日、決勝日朝のフリー走行が行われ、GT500クラスでは前日の予選でポールポジションを獲得したS Road MOLA GT-Rがトップタイムをマークした。

 シリーズ第6戦の決勝日を迎えたスポーツランドSUGOは、薄い雲が広がるものの、日差しもある天候。決勝に向けて最後のまとまった走行となる午前のフリー走行は、午前9時より30分間で行われた。

 気温22度、路面温度27度のドライコンディションで始まった走行は、開始から5分というところで、S字付近の落下物回収のため約5分間の赤旗中断に。ただ、その後は大きなアクシデントもなく推移していった。

 両クラスとも、決勝に向けて開始直後から各車続々とコースイン。ドライバー交代などをはさみつつ、淡々と走行を続けていく展開となった。トップタイムをマークしたS Road GT-Rは、本山哲がセッション折り返し直後に1分13秒559をマーク。その後もこのタイムを上回るマシンは現れず、予選に引き続きS Road GT-Rが首位で朝の走行を終えた。

 また2番手には、松田次生の記録した1分13秒858でMOTUL AUTECH GT-Rが続き、GT-R+ミシュランの2台が上位2位につけることとなった。3番手にはドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTが続いたが、小暮卓史の1分13秒861のベストタイムに対して、SUGOでの初レースとなる僚友のオリバー・ターベイは1分16秒台後半のタイムが最速。ラップタイムも1分18秒~19秒台と、小暮とは2~3秒の開きがあり、経験による差がタイムとして現れる形となった。

 4番手にWedsSport ADVAN RC Fは、関口雄飛が1分13秒877をマーク。その後ステアリングを引き継いだ脇阪寿一も1分15秒~16秒台のラップタイムを並べた。また、5番手にはZENT CERUMO RC F、6番手にDENSO KOBELCO SARD RC Fと、RC F勢が続いている。

 前日の予選で2番手となったRAYBRIG NSX CONCEPT-GTは、GT500では最多周回となる20周を走行。山本尚貴、伊沢拓也とも、概ね1分15秒半ば~17秒台で走行し、ベストタイムは1分14秒297。10番手でこのセッションを終えている。