セッション序盤から各車が精力的に周回を重ねていき、まずはVivaC 86 MCの土屋武士が1分20秒124でトップタイムを記録。途中、マッハ車検 with いらこん 86c-westがS字コーナーの立ち上がりで2度に渡ってスピン。後方を走っていたStudie BMW Z4とコース上で向かい合うような形となる場面もあったが接触などはなく、両マシンとも走行を続けていった。
しかしセッション開始から30分が過ぎたタイミングで、マッハ車検 with いらこん 86c-westがバックストレートでスロー走行。そのままグリーン上でマシンが止まったため、車両回収のためセッション1度目の赤旗が掲示された。
途中、Rn-SPORT GAINER SLSが最終コーナーでスピンしたほかは大きな混乱もなく、10時25分から10分間のGT300クラス占有走行を迎える。各車精力的に周回を重ねていき、B-MAX NDDP GT-Rが1分20秒155で3番手まで浮上したほかは上位陣に大きな変動はなく、各車とも予選へ向けたセットアップを進めていっている様子。また、バックストレートでストップしてしまったマッハ車検 with いらこん 86c-westも走行を再開している。
しかし占有走行終了直前、そのマッハ車検 with いらこん 86c-westが最終コーナー立ち上がりでアウト側のタイヤバリアに正面から突っ込む形でクラッシュ。さらにクラッシュの影響で転がり出たタイヤバリアがコースを横切り、走行していたJMS LMcorsa Z4と接触しかける場面もあった。クラッシュしたマッハ車検 with いらこん 86c-westはフロントが大破していたものの、自走でピットへ戻っているほか、ドライバーの玉中哲二も大きな怪我は負っていない様子だった。