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根気との戦い!?数千本のマッチで綴るタイポグラフィが芸術的

2015年09月18日 15:01  isuta

isuta

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アーティストに必要なものとは、一体何だろう。 才能とインスピレーション、それに努力や根気も持ち合わせていることが理想? 米・イリノイ州を拠点に活動するマルチメディア・アーティスト、Pei-San Ng氏が手掛けた「Matches(マッチズ)」は、その“根気”に拍手を送りたくなるものばかり。 「マッチズ」は、糊の付いたマッチを木盤に貼り付けて、“タイポグラフィ”を創り出す3Dアート。 文字を形成する“マッチ棒”は細いので、微妙なラインの曲線を表現することが可能だ。 しかしそれ故に、手先の器用さや精密さに加えて、想像を絶する集中力が必要とされそう。 Pei-San Ng氏曰く「中国では、赤という色は幸運な色。その一方で、マッチは危険なものを連想させる」 「このアートは、そんな対極にあるメッセージを発信しているの。見る人を混乱させ、作品を壊したくなるような衝動を引き起こさせたい…」と語っている。 タイポグラフィのほかにも、絵柄を制作した作品などもあるので、興味がある方はぜひ彼女のオフィシャルサイトをチェックしてみて。 Pei-San Ng http://peisanng.com/ ・アート(まとめ)