現代アートコレクター・高橋龍太郎のコレクション展『メッセージズ─高橋コレクション 草間彌生からチームラボまで』が、9月19日から青森・十和田市現代美術館で開催される。
1990年代から本格的にアート作品のコレクションを始めた精神科医の高橋は、奈良美智、村上隆、会田誠、山口晃、ヤノベケンジといった作家たちの初期の代表作も収集。約2千点を超えるコレクションは現在も増え続けているという。また、今年10月からはフランス・パリ日本文化会館において『内なる宇宙─高橋コレクション』展を開催する。
『メッセージズ─高橋コレクション 草間彌生からチームラボまで』は青森県内で開催される初めての高橋コレクション展。展示作家には会田誠、小沢剛、華雪、草間彌生、加藤泉、熊澤未来子、鴻池朋子、竹川宣彰、チームラボ、Chim↑Pom、奈良美智、村上隆、ヤノベケンジ、山口晃が名を連ねている。会場では、高橋が初めて購入した草間の絵画作品『No.27』や、1950年代初期の草間のドローイングも展示される。会期中は出展作家によるギャラリートークやワークショップも開催予定だ。
なお高橋は、同展に「アートとは常識に縛られないことをうながすメッセージです。この展示で常識をこえることの愉悦を存分に味わって下さい」というメッセージを寄せている。