映画『ソークト・イン・ブリーチ~カート・コバーン 死の真相~』が、12月12日から東京・新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。
Nirvanaのメンバーとして活動し、1994年に27歳の若さで急死したカート・コバーン。ショットガンの頭部被弾による死体で発見されたコバーンは、地元のシアトル警察によって自殺と断定された。
ドキュメンタリーと再現ドラマから構成される同作は、コバーンの妻であるコートニー・ラヴの私立探偵だったトム・グラントが打ち立てた仮説をもとに、捜査資料や関係者へのインタビュー、様々な音声から、コートニーによる他殺説を主張するドキュメンタリードラマ。コバーンの死に不審を抱いた元保安官のグラントは、コートニー側の妨害などに遭いながら約20年にわたる独自調査を行い、事件前後のコートニーの音声、専門家によるコバーンの遺書の筆跡鑑定、死体とショットガンの配置、薬莢の落ちていた場所といった証拠の数々を得たという。