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デザイナー三宅一生 45年間の仕事を公開する「MIYAKE ISSEY展」来年開催

2015年09月17日 21:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」第1弾フライヤー
世界的なデザイナー三宅一生氏の約45年間の仕事を振り返る展覧会「MIYAKE ISSEY展:三宅一生の仕事」が、3月16日から6月13日まで国立新美術館で開催される。ものづくりに対する三宅氏の考え方やデザインアプローチを明らかにし、未来に向けた創作の可能性を探る。

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 三宅氏の活動は、多摩美術大学図案科に在学していた1960年に、日本で初めて開催された世界デザイン会議で衣服デザインが含まれないことに疑問を持ち、質問状を送ったことに始まる。衣服は時代と共に移ろう「ファッション」として存在するのではなく、より普遍的なレベルで生活と密接に結びついて生まれる「デザイン」であるという思想を持ち、以来、既成の枠にとらわれない自由な発想で活動してきた。1970年に三宅デザイン事務所を設立してから約45年間、「ISSEY MIYAKE」ブランドをはじめ、「一枚の布」のコンセプトを基に伝統的な技と最先端の技術を応用しながら独自の服づくりを行っている。展覧会「MIYAKE ISSEY展:三宅一生の仕事」は、1970年代の初期から最新プロジェクトまで様々な仕事を紹介する、これまでにない規模の展覧会になるという。
■MIYAKE ISSEY展:三宅一生の仕事 会期:2016年3月16日(水)~6月13日(月) 休館日:毎週火曜日 ただし、5月3日(火・祝)は開館 会場:国立新美術館 企画展示室 2E 東京都港区六本木7– 22–2 開館時間:10:00~18:00 金曜は 20:00まで ※入場は閉館の30分前まで 主催:国立新美術館 共催:公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団、株式会社 三宅デザイン事務所 協賛:株式会社 イッセイミヤケ 観覧料:当日/1,300円(一般)800円(大学生)     前売/団体:1,100(一般)500 円(大学生)
■展覧会に関する問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)