2015年09月17日 21:01 リアルサウンド
『CASSHERN』や『GOEMON』などを手がけた紀里谷和明監督のハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』の最新ポスターが完成。また、第28回東京国際映画祭パノラマ部門への正式出品が決定した。
参考:江口洋介や本木雅弘らアラフィフ俳優の魅力とは? 『天空の蜂』役柄から考える
本作は、2人のカナダ人が『忠臣蔵』を題材に書いた脚本を、紀里谷が5年の歳月をかけて映像化したヒューマンドラマ。『クローサー』でアカデミー賞にノミネートされたクライヴ・オーウェンや、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞した名優モーガン・フリーマン、さらに日本からは伊原剛志などの豪華キャストも話題となっている。
このたび完成した最新ポスターでは、第69代横綱・白鵬 翔をはじめ、俳優・江口洋介、ミュージシャン・GReeeeN、映画監督・岩井俊二ら、本作をいち早く鑑賞した各界著名人からのコメントが掲載されている。(リアルサウンド映画部)
■第69代横綱 白鵬 翔 コメント
この台詞が気に入りました。
名誉は持って生まれるもの、誰もそれを奪えず、与えもできない!
失ってもならぬ、 敵は騎士の掟が絶対であることを思い知る!民と国の魂を再生させるのだ!
人生は、我慢した者が勝つのだと教えてくれた気がします!
■江口洋介(俳優) コメント
誇り高き伝統と忠誠心を奪われた瞬間の、男達の逆転劇を見逃すな。
紀里谷監督が打ち出すサムライスピリットが、ハリウッドのスケールの中で爆発する。
■GACKT(アーティスト) コメント
この作品を見よ。そしてこの日本の美しい魂を、見事に紀里谷監督がどうやって世界に届けているかを感じてみよ。
そして何よりこの作品を通して、日本人として忘れてはならない魂を自らの心に呼び戻せ。
■岩井俊二(映画監督) コメント
正義とは何か?それは人間の生きる美学だ。欲望のままに増殖し収奪し続ける悪しき強者に対するプロテスタント。
弱きを助け強きを挫く。強くなければ生きられないが、優しくなければ生きる資格もないのだ。
■SUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN) コメント
信頼、忠誠、良心。漢として永遠に守るべき最重要な精神性が全編で光を放っている。
世界に果敢に挑みをかける紀里谷監督のアティテュードを心から讃えたい。
■長野智子(キャスター) コメント
邦画だけでなくハリウッド映画の常識までも打ち破った紀里谷監督。
その掟破りに込められた熱いメッセージと、大迫力映像の細部にまで張り巡らされた伏線に感動!
■MIYAVI(ミュージシャン) コメント
NO BORDER, NEW STANDARD. 壁は壊された。
■戸田奈津子(字幕翻訳者) コメント
多くの映画の字幕を担当してきたが、一語一句、監督と話し合ったことは今回が初めて。
この作品への監督の思い入れ、情熱がじかに伝わってきた。字幕づくりの理想かもしれない。
■INORAN(LUNA SEA) コメント
圧倒的なスケールで描かれる映像美。交わした約束と強い絆は、観る者の心を静かに映し出す。
■武論尊(漫画「北斗の拳」原作者) コメント
映像の奇才に魂が舞い降りた。この作品は日本人の魂の源流が描かれている!
■GReeeeN(ミュージシャン) コメント
時代の価値観によって、変わるもの、変わらないものがありますが、
『死ぬ気で生きる』ってことは、無くしちゃ駄目なんだと思います。
譲れないものがあるから、『死ぬ気で生きた』。そんな想いが詰まった映画です。感動しました。
■奥田瑛二(俳優・映画監督) コメント
日本人が失いかけている美しき心がここにある。
壮大で優美な映像とドラマが騎士道と武士道の融合によって見事に蘇った。
KIRIYA KAZUAKI ハリウッド監督誕生だ!