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オダギリジョー主演『FOUJITA』東京国際映画祭に出品へ「映画史にその名を残す作品」

2015年09月17日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

オダギリジョー

 オダギリジョー主演映画『FOUJITA』が、10月22日から開催される第28回東京国際映画祭の“コンペティション部門”に出品されることが決定した。


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 本作は1920年代よりフランスを中心に活躍した日本人画家・藤田嗣治の半生を、『泥の河』『死の棘』など海外で高く評価される小栗康平監督が描いた、10年ぶりの新作。


 主演のフジタには、オダギリジョーがフランス語の猛特訓を受けて挑んでおり、妻の君代役には、昨年の東京国際映画祭でフェスティバル・ミューズを務めた中谷美紀が演じている。


 この度のコンペティション部門出品決定のニュースを受けて、小栗康平監督、オダギリジョー、中谷美紀からコメントが到着した。


■小栗康平監督 コメント


「東京国際映画祭のコンペティションに参加できて光栄です。日仏の合作映画ですが、東京がワールド・プレミアムになります。画家の映画ですから、絵画に匹敵する映画にしなくてはなりません。スタッフ、キャスト、みんながいい仕事をしてくれました」


■オダギリジョー コメント


「『FOUJITA』は何年何十年経っても必ず映画史にその名を残す作品だと感じています。そんな作品に関われて、心から嬉しく思っています。
この機会に是非、大きなスクリーンで楽しんで頂ければ幸いです」


■中谷美紀 コメント


「藤田の物憂げな佇まいは、ただただ美しく、光と影を巧みに操る小栗監督の画の中で、見事な肖像として存在していました。日本でもまだ、このような芸術至上主義の映画が作れることを、お伝えできれば嬉しいです」


 映画『FOUJITA』は2015年11月14日(土)から角川シネマ有楽町ほかにて公開される。(リアルサウンド編集部)