特集記事「女子のための入門!春画」が、9月17日発売の『美術手帖』2015年10月号に掲載される。
9月19日から東京・江戸川橋の永青文庫で開催される『春画展』にあわせて展開される同特集。春画にまつわる基礎知識を師岡とおるのイラストと共に紹介するほか、蜷川実花と壇蜜によるフォトセッションが掲載される。また辛酸なめ子、峰なゆか、ろくでなし子による「オトナ女子の春画講座」では、春画に見られる「笑い」の要素について3人が独自の発想で語り合う。
さらに都築響一へのインタビューや、会田誠、山本タカト、木村了子による鼎談「現代美術における性表現とタブー」、原寸大の豆判なども収録。「アーティストが選ぶマイベスト春画」の記事には、蔡國強、横尾忠則、タカノ綾が登場する。
なお同書には春画特集に加えて、レスリー・キーがグスタフ・クリムトをテーマに秋元梢を撮り下ろす記事や、小説家・津村記久子による書き下ろしの新作『真夜中をさまようゲームブック』も収められる。