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ドイツ映画『ぼくらの家路』本編映像公開へ 兄弟愛を感じさせる温かなシーンも

2015年09月14日 19:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『ぼくらの家路』場面写真

 2014年の第64回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品されたドイツ映画『ぼくらの家路』が、9月19日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショーとなる。公開に先駆け、本編映像の一部をリアルサウンド映画部独占で紹介する。


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 同作は、10歳と6歳の兄弟が母を探して、3日間に渡ってベルリン中を訪ね歩くというもの。ある事件をきっかけに施設に預けられてた主人公のジャックは、夏休みになり母の迎えを待っていたが、「迎えが数日遅れる」という電話を最後に突然、母の行方がわからなくなる。母の同僚から居場所の手がかりを得たジャックは、弟のマヌエルとともにその場所に向かうがーー。


 主人公ジャックを演じるのは、本作が俳優デビューとなるイヴォ・ピッツカー。無邪気な弟のマヌエルは、ゲオルグ・アームズが演じている。エドワード・ベルガ―監督は、「イヴォとゲオルグと一緒のオーディションも行いました。一緒にいてどう見えるか、ふたりの相性がどうなのかを見たかったのですが、すぐにうまく行きました。イヴォが本当の兄のように、ゲオルグにいたずらをしたり、彼をいじったりして、ふたりはすぐに兄弟のように接し始めたんです」と語っている。今回紹介した映像では、ジャックがマヌエルの靴ひもを結んであげるという、兄弟愛を感じさせるシーンを観ることができる。(リアルサウンド編集部)