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バトン残留で決着? マクラーレン、マグヌッセンの移籍を容認

2015年09月14日 07:41  AUTOSPORT web

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ケビン・マグヌッセン(マクラーレン・ホンダ)
マクラーレンは、ケビン・マグヌッセンが2016年以降のオファーを他チームから受けた場合、移籍を容認する意向であることを認めた。

 昨年のオーストラリアGPでF1デビューを飾り、いきなり表彰台に登る活躍をみせたマグヌッセンだが、今シーズンはフェルナンド・アロンソの復帰に伴い、リザーブドライバーへの降格を余儀なくされている。

 彼は、マクラーレンのレギュラーシートを再び取り戻したいとの考えを明らかにしているが、マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、ジェンソン・バトンの2016年のオプションを行使し、チームが来シーズンも2009年チャンピオンをキープすると述べている。

 ブーリエは、マグヌッセンが他の可能性を追求するなら、マクラーレンがそれを阻止することはないとの考えを示した。

「彼にここでシートをオファーできればいいが、それは私ひとりで決められることではない。彼には確かに優先権がある」とブーリエ。
「彼はマクラーレンのドライバーで、常にマクラーレンで再びレースがしたいと主張している」
「しかし、我々がそうすることができないなら、個人的には彼が他のどこかでレースすることを決して止めることはないだろう」

 マグヌッセンは、来シーズンから新規参入するハースF1のドライバー候補に含まれていたが、2016年に獲得可能なレースシートはほぼ埋まってきている。
 彼は以前、来年もレースシートがないという状況を受け入れることは「絶対にできない」と語っている。