全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦オートポリスは13日、54周の決勝レースが行われ、ランキングリーダーの石浦宏明(P.MU/cerumo・INGING)との接近戦を制した中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)が今季初勝利を挙げた。
決勝日も青空の覗く天候となったオートポリス。気温20度、路面温度27度というコンディションで、15時からレース開始となった。スタートでは、3番グリッドの一貴が好スタートを決めてホールショット。2番手には順位キープで小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が続き、ポールシッターの石浦は3番手で1コーナーを抜けていった。
一方、4番手スタートのアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)は、1周を終えて4番手をキープするが、反則スタートにがあったとしてドライブスルーペナルティを受けることに。これにより、最後尾まで順位を落とすこととなる。
一貴と可夢偉はともに1分30秒台後半~31秒台前半のタイムを刻み、1秒前後の僅差で走行。3番手の石浦は可夢偉の2秒~3秒弱ほど後方を走行するも、上位2台とは遜色ないタイムで続いていく。4番手からは平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)、11番グリッドから順位を上げたジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)、そして予選10番手の山本尚貴(TEAM無限)と続いていく。