2007年に犬の飼育に関するある条例が公布となっていた中国・山東省の済南市。狂犬病予防接種を済ませ、役所に登録料を支払うことで交付される鑑札を付けることはもちろん、個体ごとに情報を入力したICチップを耳に埋め込むことが義務づけられたのだ。しかしその中で、Dayang New Districtという地区がこのほど住民に対し、「犬を飼うことを全面的に禁じる。現在飼育されている犬も保健所に差し出しなさい。さもなければ、こちらがそうした家庭を訪問して犬をその場で捕殺する」というまるで容赦のない新条例を発表した。