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50代男性「東京オリンピック後は再び景気が冷え込む気が」

2015年09月13日 09:40  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

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いつ破綻するともわからない年金に加え、昨今は貧困化した老人を意味する“下流老人”なんて言葉まで登場。老後のビンボー化、もはや他人事ではない? そこで街の人に老後について聞いてみた。 「年金を頼りにしているだけに、受給額の減少や受給開始年齢の引き上げが起こらないことを祈るばかりです。きちんと納めてきたのに、バカをみるなんて絶対にイヤです!」(50代・女性) 「2020年の東京オリンピック後は、再び景気が冷え込むような気がしている。今から貯蓄して、現金を虎の子として大切に扱うように心がけている。自分を守れるのは自分だけ」(50代・男性) 「住宅ローンの完済が定年予定の60歳。そのあとは“マイホームで悠々自適に”と考えていたのですが、子どもの教育費など想像以上に支出が多くて……老後のための貯蓄よりも“今”を優先してしまうことに不安を覚えている」(40代・男性) やっぱり圧倒的に多いのが金銭面での不安。地獄の沙汰も金次第とはよく言ったものだけど、今や死後の前にある老後の沙汰も金次第かもしれない。 「いまだ独身なので孤独な老後になるのではないかという不安が。親の介護も迫りつつあり、ポジティブに考えられない。最終的に孤独死している自分が簡単に想像できてしまう……」(40代・女性) 「10年後には5人に1人が認知症になっていると言われている。世の中が便利になりすぎたことが急増の一因だとしたら、自分も対岸の火事ではない。いくらお金があってもボケてしまっては、何のための蓄えなのか不安になる」(40代・男性) 「最近、キレる老人が増えているじゃないですか。余裕がなくなると、私もヒステリックになりがちなので、何十年後には立派な暴走老人になっていそうで怖いです……」(30代・女性) 「今の若い世代が何を考えているのかさっぱりわからない。職場にいる20代の社員から、今でさえ老害扱いされている(苦笑)。若い世代とのギャップにどう対応していいのか不安」(50代・男性) みなさんの不安を列挙していくと問題が山積みなのが見えてくるといいますか。何が不安って、とどのつまり……。 「この国の未来がいちばんの不安!!」(40代・女性) しかし、しっかりするべきなのは私たちなのかもしれない。 「メディアが“何十年後は多くの人が貧しい老後を過ごす”と煽るため、20代から貯蓄して保守的な生活をしている人も多い。エネルギーにあふれた若い人が減ってしまう社会にならないか不安です。彼らにとって、見本となるような老後を送りたい」(50代・女性)