ツインリンクもてぎで開催されているWTCC世界ツーリングカー選手権の日本ラウンドで、予選トップ3を獲得したドライバーたちが予選と明日の決勝レースについて語った。
ノルベルト・ミケリス(ホンダ・シビックWTCC)/予選ポールポジション
「今季ずっとクルマを改善してきて、ホンダのテストにも参加してきたりしたんだ。自分たちの弱点を見つけて改良することに集中してきたけど、その成果だと思う。2年前の鈴鹿でポールを獲った時のことを思い出すよね。同じように最高な気分だよ。日本はホンダのホームレースだけど、自分の地元のハンガリーでもそうだし、プレッシャーがかかると僕は力が出るんだ。それが繋がったと思うよ。ハッピーだね」
「このレースの直前に、日本では大雨の被害があった。彼らが遭ってしまったことに比べれば僕たちの問題などちっぽけなものだよね。世界中でいろいろな問題を抱えている人はいるけれど、すべての人たちの困難が早く元に戻るように、WTCCのメンバー全員が願っているよ」
ホセ-マリア・ロペス(シトロエンC-エリーゼWTCC):予選2番手
「ノルビー(ミケリス)にはおめでとうと言いたいよ。彼は素晴らしいドライバーだし、ひとりの人間としても素晴らしいんだ。ホンダも改良をしてきてパフォーマンスを上げてきていたしね。今日の予選は難しいと思っていたんだけど、ニュータイヤを入れたらタイムが上がってきた。シトロエン勢のトップにつけることができたし、ノルビーの後ろはシトロエンが4台並んでいる。自分たちのポテンシャルを示すことはできたと思うよ」
セバスチャン・ロウブ(シトロエンC-エリーゼWTCC):予選3番手
「この結果には満足しているよ。いいセッションだった。単にふたりが速かったからこの結果なので、おめでとうと言いたい。ここまでの流れにも満足しているよ。今日はできるだけのことができたし、明日はレース2のグリッドは悪いけど、全力を尽くしたい」