ここでトップに並んだのは、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの2台。野尻智紀が1分28秒304と、午前のトップタイムに匹敵するタイムをマークすると、ナレイン・カーティケヤンが2番手に続いていった。その後、一旦は全車がピットへ戻り、残り6分ほどになると、ニュータイヤに履き替えたドライバーたちがチェッカーに向けて再びコースへ向かっていく。
最後にコースインしたアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)が、計測1周目で1分27秒台に入れて首位につけるが、直後に計測2周目を終えた石浦が1分27秒284までタイムを伸ばし、このセッションの首位に。平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)、ロッテラー、国本雄資(P.MU/cerumo・INGING)、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)と続いていった。
Q2進出への当落線付近では、チェッカーが振られた時点で15番手の中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)に続き、中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)、小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)、山本尚貴(TEAM無限)、ナレイン・カーティケヤン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)とQ2進出圏外に位置。ただ、山本、一貴、可夢偉、大祐はラストアタックでタイムアップを果たしてQ2進出を決めた。
一方、昨年のポールシッターである山本は10番手と、Q2敗退。また、現在ランキング2位につけているオリベイラは、最後までアタックを続けるもタイム更新はならず、11番手に留まった。ジェームス・ロシター(KONDO RACING)、アンドレア・カルダレッリ(LENOVO TEAM IMPUL)、大祐、伊沢拓也(REAL RACING)もこのセッションで予選を終えている。