終始ドライコンディションとなったセッションでは、開始から5分というところで、オートポリスで昨年、一昨年と連勝しているアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)がアンダーブリッヂ付近でスピン。ロッテラーはその後も、第2ヘアピンの立ち上がりでコースオフを喫する場面もあったが、いずれもそのまま走行を続けていった。
トップタイムをマークした一貴は、合計22周を走行。チェッカーに向けて行ったアタックで1分28秒280をマークし、このセッションを首位で終えた。2~3番手には、こちらも最後のアタックでほぼ同時にタイムを上げたナレイン・カーティケヤンと野尻智紀のDOCOMO TEAM DANDELION RACING勢が続いている。
序盤にストップを喫するも、開始から50分というところで再度コースインを果たした石浦が1分28秒446のタイムで4番手。5番手からはアンドレア・カルダレッリ(LENOVO TEAM IMPUL)、伊沢拓也(REAL RACING)、小暮卓史(DRAGO CORSE)、ロッテラーと続いている。最終的に位は、上位14台が1秒以内にひしめく結果となった。