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スーパーフォーミュラ第5戦:予選日朝の走行は中嶋一貴が首位。石浦宏明はストップ喫するも復帰

2015年09月12日 12:51  AUTOSPORT web

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予選日朝のフリー走行でトップタイムをマークした中嶋一貴
全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦オートポリスは12日、午前10時から予選前のフリー走行が行われ、中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)がトップタイムをマークした。

 搬入日は青空のもと強い日差しのあったオートポリスだが、予選日朝の天候は、青空も覗いてはいるものの、雲量が多い状況でスタート。また、通常は1時間で行われている予選日朝のフリー走行だが、今回は1時間15分で実施されている。

 終始ドライコンディションとなったセッションでは、開始から5分というところで、オートポリスで昨年、一昨年と連勝しているアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)がアンダーブリッヂ付近でスピン。ロッテラーはその後も、第2ヘアピンの立ち上がりでコースオフを喫する場面もあったが、いずれもそのまま走行を続けていった。

 また、15分経過を前に、ランキング首位につける石浦宏明(P.MU/cerumo・INGING)が、スロー走行の後に1コーナー先でストップ。この回収のため、セッションは10分弱の赤旗中断となった。

 その後も、ウイリアム・ブラー(KONDO RACING)がアンダーブリッヂ手前でアウト側にコースアウトしたり、国本雄資(P.MU/cerumo・INGING)が第2ヘアピンでコースアウトするも、いずれもセッション続行のまま作業が行われた。

 トップタイムは、開始直後の1分35秒台から、30分が経過する頃には1分29秒台まで短縮。その後、1分28秒台へと上位タイムは更新されていった。ここまでトヨタの4連勝を許しているホンダ陣営も、序盤から各車が上位に名を連ねていき、両陣営が入り混じる形でタイムシートは推移していった。

 トップタイムをマークした一貴は、合計22周を走行。チェッカーに向けて行ったアタックで1分28秒280をマークし、このセッションを首位で終えた。2~3番手には、こちらも最後のアタックでほぼ同時にタイムを上げたナレイン・カーティケヤンと野尻智紀のDOCOMO TEAM DANDELION RACING勢が続いている。

 序盤にストップを喫するも、開始から50分というところで再度コースインを果たした石浦が1分28秒446のタイムで4番手。5番手からはアンドレア・カルダレッリ(LENOVO TEAM IMPUL)、伊沢拓也(REAL RACING)、小暮卓史(DRAGO CORSE)、ロッテラーと続いている。最終的に位は、上位14台が1秒以内にひしめく結果となった。