8割以上の女性が「キモい」と感じているといわれる、男性の透け乳首。秋の気配が色濃くなってきたこの頃だが、まだまだワイシャツ、ポロシャツ、Tシャツの出番は多く、男性らが乳首問題に気をまわさねばならない場面は多い。
9月2日の「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日系)でも、「肌が透けているのに気にしない人に困っている」という28歳女性会社員の悩みが紹介された。女性は私服勤務の会社に勤めているが、白いポロシャツや麻のシャツなどを着る男性の透け乳首に「目のやり場に困ってしまうからやめてほしい」と訴えている。(文:みゆくらけん)
マツコは「見えても大歓迎」と言うけれど
この女性は「海ならともかく、職場で上半身裸のような格好は恥ずかしくないのか?」とも。これに有吉は「昔はインナーを着る方がダサかった」と反論し、自身も常に素肌に直接、シャツを着ていると明かした。
上着を脱いで、白ワイシャツからわずかに透ける乳首をカメラ前で堂々晒し、「男子たるもの、いつでも脱げる準備をしておかないと!」と豪語。マツコも、歳を重ねてくると衣服に擦れている時間が長くなるせいか、男性も乳首が黒くなったり大きくなったりと目立ちやすくなるとしながらも、ゲイから見ると男性の透け乳首は「大歓迎」だと言う。
確かに有吉が言うように、イザという時にシャツを脱いだ男性がババシャツみたいなインナーを着ていたら、正直萎える。一気にオッサン臭が漂ってしまうからである。かといってインナーなしでは「透け乳首、キモい」とされてしまうし、夏から続いているこの問題、正解はどこにあるのか。そろそろ答えがあってもいいじゃないか!
白やベージュを抑えて最善の解となったのは?
ということで、番組では透けない方法を検証。白いタンクトップ(丸首)とベージュの半袖インナー、グレーのインナー(Vネック)を、それぞれ白いワイシャツの下に着ている様子を撮影した。
マツコ、有吉、MCの夏目三久の反応はこうだった。白いタンクトップに対しては、「これはちょっと違くない?」(マツコ)「イヤだなぁと思う」(有吉)とダサさが不評。ベージュのインナーの場合は、「襦袢みたい」(有吉)「ババシャツみたい」(マツコ)とオッサン臭さと所帯じみた雰囲気で「ナシ」。
しかしただひとつ、グレーのインナーの場合は「あ! 見えづらくなりますね!」と唯一の女性(?)夏目が嬉しそうに報告していた。実際、目をこらしてみても、「透け感」はほとんど見受けられない。
やはりグレーだ。透け乳首対策にもなり、脱いでもベージュほどオッサンぽくない。私の周りの女性にも聞いてみたところ、グレーのインナーが不快だと答えた人はいなかった。よし、ようやく答えが出た。マストバイ・グレーのインナー。夫にも買ってあげよう。
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