サム・スミス『007 スペクター』主題歌に決定　「私のキャリアの中で最も輝かしい瞬間のひとつ」

　「007」シリーズ最新作『007 スペクター』の主題歌が、サム・スミスの「Writing's On The Wall」に決定したことが、正式に発表された。

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　サム・スミスは、今年2月に行われた第57回グラミー賞で、主要3部門を含む4冠に輝いた、イギリス出身の新鋭シンガーソングライター。正式発表前に、自身のツイッターにスペクターのシンボルである黒のタコのマークが入った指輪の写真をアップするなど、今回の抜擢に喜びを隠しきれない彼は、正式発表後、同じくツイッターで、次のようなコメントをアップしている。

　「これは、私のキャリアの中で最も輝かしい瞬間のひとつです。歴史あるイギリスの象徴的作品に自分が参加すること、これまで007の主題歌を担当してきた、私の音楽に大きなインスピレーションを与えてきた偉大なアーティストたちのなかに自分が加わることに、今とても興奮しています」

　シャーリー・バッシー、ポール・マッカートニー＆ウィングス、デュラン・デュラン、そしてアデルなど、イギリスを代表するアーティストたちが名を連ねている「007」映画の主題歌。ちなみに、前作『007　スカイフォール』で同タイトルの主題歌を歌ったアデルは、アカデミー賞で歌曲賞を受賞するなど大成功を収めたことも記憶に新しい。

　サム・スミスの「Writing's On The Wall」は、9月25日からiTunesほかで販売・ストリーミング開始。映画『007　スペクター』は12月4日（金）から全国ロードショーされる。