世界ラリー選手権(WRC)にシトロエンから参戦しているマッズ・オストベルグ(シトロエンDS3 WRC)が、第10戦オーストラリアのレッキ(試走)中にトラックと衝突する事故があった。
9月10日に開幕するラリー・オーストラリアに向けて、現地では競技開始前のレッキ走行が行われている。オストベルグとコドライバーのヨナス・アンダーソンは火曜日に最終ステージを走行していた際に大型トラックと衝突。ドライバーたちは病院へ搬送され手当を受けたが、大きな怪我は負っておらず、木曜夜にスタートするラリーには参戦する見通しだ。
事故後、オストベルグは自身のフェイスブックに「今日のレッキ中に事故があった」とのコメントを掲載している。
「最終ステージのレッキ中に大型トラックと衝突してしまった。道幅が狭かったため、避けることができなかったんだ」
「事故後、地元の病院へ搬送され治療を受けた。幸い、僕たちは大きな怪我をしてはいないから、安心して欲しい」
シトロエンは水曜日にもオストベルグが予備の車両を使い、レッキを続行する予定であることを明らかにしている。