オンワードHDと高島屋がオムニチャネル推進へ協力 店頭にタブレット接客導入

　高島屋とオンワードホールディングスが、リアル店舗とオンラインショップを融合させたオムニチャネル戦略の推進を目的に、共同プロジェクトを立ち上げた。9月9日の今日から、高島屋で展開しているオンワード樫山の一部ショップにタブレット型PC端末を導入。ファッション通販サイト「セレクトスクエア」を活用し、実店頭では未展開や欠品の商品などを同サイトから購入してもらう「タブレット接客」を開始する。

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　高島屋グループ会社が運営する「セレクトスクエア」はオンワードグループのEC在庫と連動しており、オンワードHDでは今夏、「タブレット接客」のトライアルを一部の高島屋店舗で実施。実店舗とECの両在庫を合わせた全商品バリエーションから顧客のニーズに沿った商品をスタイリングも含めて提案することができ、店頭での売り逃し防止に繋がるなどの効果を得られたことから、正式な導入に至ったという。高島屋新宿店と高島屋横浜店の「23区」「組曲」「ICB」「自由区」「J.プレス（ウィメンズ）」各ショップから同サービスをスタートさせ、2016年春から、他の高島屋店舗にも拡大していく。