映画『1001グラム ハカリしれない愛のこと』が、10月31日から東京・渋谷のBunkamuraル・シネマほか全国で公開される。
同作は、ノルウェー国立計量研究所に勤務する計測の専門家・マリエを主人公にした作品。国際セミナーのためにノルウェーの質量の基準となる「キログラム原器」を持ってパリを訪れたマリエが、パイという男性との出会いをきっかけに新たな「幸せの基準」を見出していく様を描く。
私生活では離婚調停中の「笑わないヒロイン」マリエを演じるのはアーネ・ダール・トルプ。共演者にはパイ役のロラン・ストッケルをはじめ、スタイン・ヴィンゲが名を連ねている。監督を務めたのは、『キッチン・ストーリー』『ホルテンさんのはじめての冒険』『酔いどれ詩人になるまえに』などのベント・ハーメル。なお撮影には、実際のノルウェー国立計量研究所や、パリ郊外にある国際度量衡局が使用されている。