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中井貴一&長澤まさみがキャスター役、情報番組の裏側描くコメディー

2015年09月08日 12:30  CINRA.NET

CINRA.NET

『グッドモーニングショー』
映画『グッドモーニングショー』が、2016年に全国東宝系で公開される。

同作は、『踊る大捜査線』シリーズの脚本や、映画『遺体 明日への十日間』などの監督作で知られる君塚良一が監督と脚本を手掛けたコメディー映画。テレビの情報番組を題材に据え、メインキャスターを務める主人公・澄田真吾が女性関係や番組の打ち切り、立てこもり事件など、様々なトラブルに巻き込まれる様子が描かれる。

看板報道番組で活躍していたが、現場リポートでの失態から降板させられた過去を持つ澄田役を中井貴一が演じるほか、澄田との交際を生放送中に発表しようとするアシスタント・小川圭子役に長澤まさみ、新人アナウンサー・三木沙也役に志田未来、澄田と同期のプロデューサー・石山聡役に時任三郎、元女子アナという経歴を持つ澄田の妻役に吉田羊、立てこもり事件の犯人役に濱田岳、警視庁特殊班リーダー役に松重豊がキャスティングされている。中井と長澤は初の共演となる。

君塚監督は初のキャスター役に挑む中井と長澤について「キャスター役の中井さん、長澤さんは本当にぴったり。演技のみならず、アナウンス力も抜群です」と太鼓判を押している。

■中井貴一のコメント
初めてのキャスター役ということもあり、クランクイン数日前に実際のTV番組の制作現場を取材させていただきました。朝3時にTV局入りして、番組終了後の反省会まで6時間。日頃画面を通し、キャスターの方々がいとも軽やかに番組を進めて行くのを拝見し、意外と自分でもやれるのではないかと簡単に思っていたのですが、現場は想像以上に大変。“たかがテレビ、されどテレビ”を痛感させられ、役作りの大きなヒントになりました。テレビの意味を問うところも、この映画のテーマの一つ。一人の人間があたふたとしている滑稽な状況の中から、世の中の仕組みやテレビの作られ方などが分かってもらえたら嬉しいです。長澤さんをはじめ皆と良いチームワークを作って、必死に撮影をし、楽しいコメディ映画を皆さんにお送りできたらと思います。

■長澤まさみのコメント
ワイドショーはニュースだけでなく、その時の流行や衣食住などを扱っていて子供ながらに楽しいと感じて良く見ていました。そういう楽しい部分を女子アナという役柄を通して伝えられたらいいなと思います。初めての女子アナ役ということで、普段のお芝居の時の発声とも異なるので、現役の女子アナの方に発声指導を受けて視聴者に分かりやすく伝える大事さを知りました。役柄はまっすぐな気持ちを持っている女性ですが、周囲からみると思い込みが激しい女性に写るかもしれません(笑)。新たに挑戦する役になりますが、しっかり演じきって実際にTV局からキャスターのオファーが殺到するくらいになる様に頑張ります!中井さんとは初共演になりますが、子供の頃 ませていたからか(笑)、中井さんが出演されていた恋愛ドラマをよく見ていました。まさか共演できるとは思っていなかったのでとても嬉しいです。一緒に良いチームワークを作っていきたいです。

■君塚良一監督のコメント
ワイドショーはまさにテレビそのもの。その裏側の人間模様はスリリングです。キャスター役の中井さん、長澤さんは本当にぴったり。演技のみならず、アナウンス力も抜群です。