舞台『熱海殺人事件』が、12月8日から東京・新宿の紀伊國屋ホールで上演される。
『熱海殺人事件』は、1974年に現在の『岸田國士戯曲賞』である『「新劇」岸田戯曲賞』を受賞したつかこうへいの戯曲。工員の大山金太郎が女工を絞め殺したという熱海で起きた取るに足らない事件を、刑事たちが「哲学的な意味のある」事件に仕立て上げようとする物語を通して、登場人物たちの愛憎劇が描かれる。
キャストには、33年前に同作で共演している風間杜夫と平田満をはじめ、つかの実娘で元宝塚歌劇団トップ娘役の愛原実花、中尾明慶が名を連ねている。演出を手掛けるのは劇団☆新感線のいのうえひでのり。メインビジュアルはテリー・ジョンスンことイラストレーターの湯村輝彦が担当している。
なお同公演は、2016年1月6日と7日に愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT、1月9日と10日に兵庫・兵庫県立芸術文化センターでも上演される。東京公演のチケットは現在発売中。愛知公演、兵庫公演のチケット情報は各劇場のオフィシャルサイトをチェックしよう。