2015年F1イタリアGPの日曜決勝で、メルセデスのニコ・ロズベルグはリタイアを喫した(17位完走扱い)。
ニコ・ロズベルグ 決勝=17位
「僕にとってはすごく厳しい週末になった。マシンにあまりにも多くの問題が起こり、優勝を賭けて戦うことができなかった。あと2周か3周でフィニッシュという時にリタイアしなければならないなんて、本当に辛いよ」
「(エンジンブローの)数コーナー手前からパワーが低下したのを感じていた。それでもなんとか走り切れるよう祈っていたんだけどね」
「今日はチャンピオン争いにおいて悪い方向に大きく踏み出してしまった。でも不満を言っていても事態が好転するわけじゃない。ひたすら努力し続け、もっと強くなって戻って来るしかない。諦めるという選択肢は僕にはない。状況を正しい方向に変えるために努力する。次のシンガポールは大好きなグランプリのひとつだから、今から楽しみだ」
「今シーズン、たった一日でこんなに大きく失ったのは初めてだ。最悪だよ。どうにかしてポイント差を埋めていかなければならない。何とかしてこれからのレースでは勝ちを狙っていかなければ」
「今週末はとにかく完全に流れが悪い方向に行った。不運だったと思う。エンジンの問題の影響は大きい。チェッカーまであと2周でブローするなんて信じられないよ。がっかりしたなんてもんじゃない。最後に(セバスチャン・)ベッテルに仕掛けようとしていたんだ。ブレーキの温度が下がり、アタックできる状態になっていたからね」