近年のクラフトブームを牽引する存在として、世界からも注目されている町、
益子(ましこ)。
益子焼の産地としてもおなじみのこの町は、気候や自然環境に恵まれていることから、その風土を生かした農業や産業が営まれてきた。
そんな“手仕事村”益子にて、9月13日(日)から9月28日(月)の期間、「
土祭(ヒジサイ)2015」が開催される。
「
土祭」とは、“
益子の風土や先人の知恵に感謝し、この町で暮らす幸せと意味を共有し、未来へつなぐ祭り”のこと。
益子の歴史や風土、自然環境、暮らし、そしてこれからの未来にスポットをあて、
アーティストによる作品展示や
ワークショップなど、
35のコンテンツを紹介していく。
例えば、期間中通して展示される「
益子も原土を継ぐ」では、陶芸、染織、左官、絵画、日本画の作家24名による、益子で採れる原土(つち)を使った作品を展示。
また、来場者参加型の
ワークショップでは、「
コケ玉作り」や「
ひょうたんランプ」「
木工作」「
竹細工」など、ありとあらゆる手仕事を体験しながら学ぶことができる。
もし今回が初参加で、益子のことをとにかく知りたいという場合は、まず「
物販」や「
飲食」のコーナーを覗いてみるのもいいかもしれない。
この市場では、温かみのある
木製のカッティングボードや、人気アイテムの
陶器、
益子産の野菜、
オーガニック大豆で作った豆腐・豆乳など、地元の名産品を中心に紹介・販売している。
お店のスタッフと会話しつつ、ここで益子の名産品について、レクチャーしてもらうのも楽しそうだ。
各展示やワークショップの参加方法については、オフィシャルサイトで詳細を確認して。
時間をかけて愛することで、ますます味がでるクラフトの魅力。
この秋は“運命の一品”を探しに、益子に出掛けてみてはいかが?
土祭 2015
http://hijisai.jp/
・イベント(まとめ)