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新卒での会社選びに4割以上が「後悔」していることが判明! 「やりたいことが定まらずに入社」「業界研究不十分だった」

2015年09月04日 12:40  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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就活戦線をくぐり抜け、いざ社会人になったものの、「思い描いていた仕事とは違う…」と悩みながら日々を過ごしている人もいるだろう。実際、会社選びに後悔している人は多いようだ。

レコメンド型転職サイト「キャリアトレック」(運営:ビズリーチ)が8月24日から30日にかけ、22歳から30歳の会員341人に、新卒時の就職活動や新卒で入社した会社に関するアンケートを実施。41%の人が会社選択を「後悔」していることが明らかになった。

入社の決め手が「最初に内定が出たから」43%

後悔している理由としては、1位が「自分のやりたいことが明確に定まらないまま就職活動を進め、入社してしまった」(51 %)、2位が「業界や企研究が十分でなく、入社後にギャップが生じた」(50 %)だった。将来像の見通しが甘かったり、仕事への理解が足りなかった、ということだろう。

しかし、それ以外にも、その企業に入社した「決め手」が関係していそうだ。「就活時の企業選びの軸」では、「やりたい仕事ができる」が53%で一番多かったが、入社の決め手ではこれが2位にランクダウン。代わりに1位となったのは「最初に内定が出た企業だったから」だった。内定が出たことに安心し、そこで就活を辞めてしまったのだろうか。後悔している理由の3位も「最初に内定が出たという理由で入社してしまった」(37 %)が入っていた。

また、「後悔している」と回答した人のうちの45%は、新卒時に入社したかった企業や携わりたかった職種・業種を目指す「リベンジ転職」をしたいと考えているとのことだ。この結果を受けて、ビズリーチ取締役で、キャリアカンパニーカンパニー長の多田洋祐氏は、就職活動で後悔しないためには、

「企業訪問や社員の方と話をするなどして情報を得ながら、自分のやりたいことやキャリアの軸をじっくりと考えることが大切」

とコメントしている。

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