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また降格のマクラーレン・ホンダ、ノーズを旧型に戻す

2015年09月04日 08:31  AUTOSPORT web

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旧型のノーズに戻したマクラーレン・ホンダ
マクラーレン・ホンダは、今週末のF1イタリアGPでフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンに9基目のエンジンを投入するとみられている。

 チームは、今後のレースでさらなるペナルティを受けずにパワーユニットを使用するため、前戦ベルギーGPの週末に2度のエンジン交換を実施し、2台合わせて105グリッドもの降格ペナルティを受けた。

 現行の規則では、パワーユニットの各エレメントは1シーズンで4つまでしか使用できず、それを超える場合、いずれかのエレメントが最初に5基目(あるいは6基目など)に入った時点で10グリッド降格。その後、その他のエレメントが5基目(あるいは6基目など)に入ったときは5グリッドの降格になる。

 今回ホンダは、アロンソに初となる9基目のICE(エンジン本体)を投入。バトンはすでにMGU-Hとターボチャージャーが9基目に入っているため、アロンソ10グリッド、バトンは5グリッドの降格となる。

 また、これまでショートノーズを使用してきたマクラーレンは、低ドラッグの空力パッケージが求められる今週末のモンツァに、旧型のロングノーズで臨むことも明らかにした。ただ、旧型を使用するのは今回のモンツァのみで、次のシンガポールでは再びショートノーズに戻すことになっている。