ウイリアムズF1チームは3日、フェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスを2016年も引き続き起用することを正式に発表した。
次代のフライング・フィンとして、2016年の移籍市場で最も注目を集めていたボッタス。ウイリアムズが来季のオプションを握る一方で、今シーズン調子の上がらないキミ・ライコネンの後釜としてフェラーリ入りするのではと何度も報じられていた。
しかし、前戦スパを前にマラネロがライコネンの契約延長を決めたことで、ボッタスの跳ね馬入りの夢は潰え、ウイリアムズに残留することが確実となっていた。
また、今年34歳になったチーム2年目のマッサも、2016年に関してはチームがオプションを有していたが、ウイリアムズはボッタスと共にそれを行使。来シーズンもマッサ&ボッタスのラインナップを維持することを、正式に決定した。
「4年目のシーズンもこのチームに残ることができて本当にうれしい」とボッタス。
「2016年が待ちきれないよ。だけど、僕らにはまだ達成するべき多くのチャレンジがあるから、今は完全に今シーズンに集中しているんだ」
「引き続き僕を信頼してくれたウイリアムズのみんなには感謝しなければならない」
ボッタスと共に残留を果たしたマッサも、次のように語っている。
「ウイリアムズのファミリーの一員であることは本当にうれしいことだ」
「僕はここに来て2年目だけど、僕らはチームとして共にうまく働くことができており、ここに残ることができて本当に満足だ」
「彼らは僕にとても敬意を示してくれている。チームが2013年末から大きな改善を果たす中で役に立てたことは本当にうれしかったね」
「引き続きチームや自分自身をさらにプッシュしていくのが待ち遠しいよ」
ウイリアムズのシートが決まったことで、残る2016年のシートはちょうど半分となった。
メルセデス:ルイス・ハミルトン/ニコ・ロズベルグ
フェラーリ:セバスチャン・ベッテル/キミ・ライコネン
ウイリアムズ:バルテリ・ボッタス/フェリペ・マッサ
レッドブル:ダニエル・リカルド/TBC
フォース・インディア:ニコ・ヒュルケンベルグ/TBC
ロータス: TBC/TBC
トロロッソ:TBC/TBC
ザウバー:マーカス・エリクソン/フェリペ・ナッセ
マクラーレン:フェルナンド・アロンソ/TBC
マノー:TBC/TBC
ハース:TBC/TBC