フェラーリが、テクニカルディレクターのジェイムズ・アリソンと2018年末までの契約延長で合意したことが明らかになった。
2年前の夏に、ロータスを離脱してフェラーリに加わったアリソンは、今シーズン末でスクーデリアとの契約が満了を迎えることになっていた。
しかしフェラーリは、テクニカルディレクターとして評価の高いアリソンの契約をさらに3シーズン、延長することを決めた。
アリソンの加入したタイミングは、昨年限りでフェラーリを去ったフェルナンド・アロンソの2014年型マシン『F14 T』の開発に十分な影響を及ぼすことができなかったが、今シーズン用に開発した『SF15-T』では、新たに加入したセバスチャン・ベッテルと共にチームの運命を大きく変えることに成功した。
今季のフェラーリSF15-Tは、第2戦のマレーシアと第10戦ハンガリーでセバスチャン・ベッテルが優勝を飾り、そのほかにも5度の表彰台を獲得。チームメイトのキミ・ライコネンも第4戦バーレーンで2位表彰台を手にしている。