サカナクション、『バクマン。』原作者小畑健氏が手掛けた新作アートワークを公開

　サカナクションが、9月30日にリリースするシングル『新宝島』の各形態のアートワークを公開した。

（参考：ミスチル､くるり､サカナクション､TM NETWORK…ハイレゾ音源が増えている背景とは？）

　豪華初回限定盤（映画『バクマン。』BOX）のジャケットでは、漫画『バクマン。』原作者である小畑健氏にイラストの描きおろしをオファーし、イラストのみならず、小畑氏自身の作業現場や小畑氏自身が描く手元まで含めた写真がデザインに。文字通り、「新宝島」のテーマである「線を描く」瞬間が切り取られたジャケットとなっているほか、豪華初回限定盤には『バクマン。』のヒロインである亜豆美保が、映画内で着用している制服をイラスト化したものが描かれており、イラストの原画や下書きも封入されている。

　同曲は、ジャンプの頂点を目指す二人の高校生漫画家を描いた映画『バクマン。』からインスパイアを受けて制作され、漫画家の「漫画を描き出す苦しみ」とミュージシャンとして「音楽を作り出す苦しみ」を重ね合わせることにより生まれた楽曲とのこと。小畑氏が漫画を描く過程をジャケットにすることにより、音楽家にとっての音楽を生む苦しみ、漫画家にとって漫画を産み出す苦しみを表現しているという。

　また、山口一郎がパーソナリティを務めるTOKYO FM／JFN系のラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』内のFM番組『サカナLOCKS!』にて本日9月3日、新曲「新宝島」が独占先行オンエア予定。映画『バクマン。』予告編などで楽曲の一部は確認出来たが、フルオンエアは今回が初となる。

　また、同時にシングル収録楽曲の詳細も発表され、カップリング楽曲は「『聴きたかったダンスミュージック、リキッドルームに』」というファンクチューン、盟友ともいえるAOKI takamasaの手によるリミックス曲「インナーワールド（AOKI takamasa Remix）」が収録される。（リアルサウンド編集部）