映画『赤い玉、』が、9月12日から東京・テアトル新宿ほか全国で公開される。
同作は、島本慶のエッセイと荒木経惟の写真による同名書籍を映画化した『愛の新世界』などで知られる高橋伴明監督の新作。大学で映画撮影について教えながら、自らは新作に取り掛かれずにいる映画監督の時田修次が、女子高生の律子との出会いによって人生を狂わされていく姿を通して、男たちの「老い」と「性」にまつわる葛藤や焦燥感を描く。
主人公の時田を演じるのは奥田瑛二。時田を惑わせる律子をオーディションで選出された村上由規乃が演じるほか、時田の愛人・唯役の不二子や柄本佑、高橋監督の妻・高橋惠子らがキャストに名を連ねている。なお同作はR-18+指定の作品となる。
映画の公開に先駆けて、9月7日には東京・新宿ゴールデン街劇場で50歳以上の男性を対象にしたトークを開催。当日は、奥田、高橋監督に加え、崔洋一監督が登場し、「オヤジたちのエロス」について語る。参加方法などの詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。