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スズメになった女子大生が夜のパリへ、仏映画『バードピープル』

2015年09月02日 11:40  CINRA.NET

CINRA.NET

『バードピープル』 ©Archipel 35 - France 2 Cinéma - Titre et Structure Production
映画『バードピープル』が、9月26日から東京・渋谷のユーロスペース、新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。

『第67回カンヌ国際映画祭』「ある視点」部門にノミネートされた同作は、フランス・パリのシャルル・ド・ゴール空港横のホテルを舞台に、突然スズメに変身した女子大生の客室係オドレーと、仕事を辞め、妻とも離婚したアメリカ人の宿泊客・ゲイリーの姿を描いた作品だ。

監督を務めるのは、映画『レディ・チャタレー』『死者とのちょっとした取引』などを手掛けたほか、スタンリー・キューブリック監督作『アイズ ワイド シャット』のフランス語吹替版の演出も担当したパスカル・フェラン。なお同作は、フェランにとって約8年ぶりの監督作となる。

スズメになって夜の街に飛び立つオドレーを演じるのは、フェラン監督が「彼女であれば、私たちはスズメへの変身を信じられると思った」と絶賛したというアナイス・ドゥムースティエ。また、システムエンジニアのゲイリーをジョシュ・チャールズが演じるほか、ロシュディ・ゼム、カメリア・ジョルダナ、タクリート・ウォンダラーらがキャストに名を連ねている。