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上野と浅草で「したまちコメディ映画祭」

2015年09月02日 00:03  オズモール

オズモール

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博物館や美術館が多い文化芸術の街「上野」と、日本の喜劇発祥の地「浅草」を舞台に、コメディ映画の祭典が毎年、開催されていることを知っていた? 映画を通じて、東京の下町の魅力を存分に味わえるイベントなのだとか。

2015年9月18日(金)から22日(火・祝)の5日間、台東区の上野地区 (東京国立博物館 平成館、上野恩賜公園野外ステージ:不忍池水上 音楽堂)と浅草地区(浅草公会堂、浅草フランス座演芸場東洋館)で「第8回したまちコメディ映画祭 in 台東」が開催される。期間中は70作の映画が上映されるほか、さまざまな関連企画が19のプログラムで楽しめるそう。


総合プロデュースは、作家・音楽家などマルチに活躍するいとうせいこう氏で、メインビジュアルは『ゲゲゲの鬼太郎』でおなじみの漫画家・水木しげる氏が手がけたとか。雷門の前でレッドカーペットを歩く妖怪の姿は映画祭の楽しい雰囲気にぴったり。

9月18日(金)には、人気の声優が無声映画にライブでセリフを吹き込む大好評企画「声優口演ライブ」も開催。羽佐間道夫さんや野沢雅子さん、山寺宏一さんなど、おなじみの声優の声でチャップリンの無声映画「犬の生活」などを上演するそう。豪華な出演陣を見れば、アニメファンも見逃せないはず。



若い女性にオススメなのは、特別招待作品である『すれ違いのダイアリーズ』(2014年・タイ)。9月21日(月・祝)に東京国立博物館 平成館で14時30分から鑑賞できる本作は、電気も水道もない田舎の学校に赴任したダメ教師の青年が、前任の女性教師の日記を見つけて恋をする物語で、コメディ映画ながらとてもロマンティック。上映の際には、ニティワット・タラトーン監督も来場するとか。

お腹を抱えて笑いたい人には、イギリス最強のコメディ「モンティ・パイソン」を制作したテリー・ジョーンズ監督の「Absolutely Anything(原題)」もいいかも。地球の運命を託された男とその愛犬が、全知全能の力を手に入れながら、ろくでもないことばかりに使うおバカなストーリー。こちらは、9月21日(月・祝)に不忍池水上音楽堂で18時からの上映。






また、9月19日(土)に東京国立博物館 平成館で16時から始まる『野良スコ イッキミ上映~コタロー帰ってきました!~』は、下町に住む野良のスコティッシュフォールド「コタロー」が主人公のアニメで、これまでテレビ放映されたものに、新作エピソードを加えた全30作品を上映するとか。上映の際には『紙兎ロペ』などでも知られる『野良スコ』の生みの親・内山勇士さんと、映画に精通したタレントのLiLiCoさん、いとうせいこうさんのトークイベントも開催。

「こちらの上映に参加したお客さまには、オリジナルのかわいい『コタロー缶バッジ』もプレゼントされます。東京・葛飾という下町を舞台にした野良スコの世界観を、この機会に楽しんでください」と、広報担当の松本さん。

「映画」と「下町」と「コメディ」という3つの要素で楽しむ映画祭。彼や友達と一緒に笑えば、きっとハッピーになれるはず。

画像 上:メインビジュアル (C)水木プロ
   中:「すれ違いのダイアリーズ」(C)2014 GMM Tai Hub Co., Ltd.res
   下:(C) 野良スコプロジェクト2014