トップへ

ヨーロッパではトイレのドアをノックしたら大騒動になる

2015年09月01日 04:10  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

写真
夏休みに海外旅行へ出かけると、慣れ親しんだ土地とは全然違う食文化やサービス、ルールに驚いたり、日本で外国人旅行客のとんでもない振る舞いにイラッとしたりしたことはあるだろう。 そこで日本人が驚く、世界のびっくり常識を教えてもらった。 【ヨーロッパ】トイレは番人にお金を払って使用する 「ヨーロッパのトイレは有料が当たり前。飲食店でもトイレの前には番人のようなおばちゃんがドンと居座っていて、10円~20円のチップを払います」(世界2周した漫画家・水谷さるころさん) 外出先でトイレに行きたくなったら、まずはカフェに入って注文。トイレの前でチップを払い、長蛇の列に並ぶこともしばしば。ギリギリの行動は命取りだ。さらに、こんな事情も。 「ほとんどのトイレに便座がなくて驚きました。盗まれる、おしりが大きくて割れちゃうなど諸説あるようですが、空気イスで用を足すのは苦行です(笑い)」(水谷さん) ちなみに、南米ボリビアではお店や家にトイレがないことも多く、公共のトイレは生活の要。しかも、朝8時にトイレを管理するおばちゃんが出勤するまで使用できないとか。 【ヨーロッパ】トイレのドアをノックしたら大騒動に 国によって文化も違えば、トイレのマナーも変わってくる。 「フランスでは、トイレのドアをノックする習慣がないようです。ヨーロッパのトイレは日本よりも広め。ノックをされても返せないという事情もありますが、ノックは非常事態を伝える意味になってしまうことから、先客がいるか確認するときは、そっとドアノブをひねるのだそう」(トラベルライター・窪咲子さん) ちなみに、日本では使ったトイレットペーパーをそのままトイレに流すことができるが、ヨーロッパなどの国はトイレの配管が細いため、そのまま流すと詰まってしまう。トイレの横に置かれているゴミ箱にトイレットペーパーを捨てるのが正解。