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13年王者ロッケンフェラーが2年ぶりのV/DTMモスクワ

2015年08月31日 23:10  AUTOSPORT web

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2年ぶりの勝利を挙げたマイク・ロッケンフェラー(アウディRS5 DTM)
DTMドイツツーリングカー選手権第12戦の決勝が30日、ロシアのモスクワ・レースウェイで行われ、アウディのマイク・ロッケンフェラー(アウディRS5 DTM)が今季初優勝を飾った。

 2013年チャンピオンのロッケンフェラーが開幕戦のホッケンハイム以来となるポールポジションを獲得し、タイヤ交換義務のある60分のレースをトップでフィニッシュ、2013年のロシアラウンド以来となる久々の勝利を挙げた。

 レースは、スタートでブルーノ・スペングラー(BMW M4 DTM)との攻防を制したロッケンフェラーがリードを奪い、スペングラー、ジェイミー・グリーン(アウディRS5 DTM)、マキシム・マーティン(BMW M4 DTM)らが激しい2番手争いを繰り広げる間にDRS圏内から逃れ、序盤のリードを築いた。

 レースリーダーのロッケンフェラーは、上位勢の中で最後にピットストップに向かうと、2番手のスペングラーに若干リードを縮められたものの、2台の間に15番手スタートのルーカス・アウアー(メルセデスAMG C63 DTM)が入ったこともあり、その後はセーフティリードを築くことに成功。そのまま、終盤もレースをコントロールしたロッケンフェラーが最後は4.1秒のリードでトップチェッカーを受け、およそ2年ぶりとなる勝利を手にした。

 2位はスペングラー。3位は、前日の第11戦で3グリッドの降格ペナルティを受けたマティアス・エクストローム(アウディRS5 DTM)が5番手スタートから2つポジションを挽回し、表彰台最後の椅子を手にするとともに、10位に沈んだパスカル・ウェーレイン(メルセデスAMG C63 DTM)に替わってランキング首位に返り咲いた。