松坂屋名古屋店がメンズフロアを3層に再編へ 男女複合ショップなど導入

　松坂屋名古屋店が、2015年春に開始した第3期改装計画の最終プロセスとして、北館1～3階にメンズフロアをオープンする。現在は本館6階と南館6階で営業しているが、移設・再編成することでラグジュアリーゾーンを構築すると共に、国内外の本物志向のブランドを多く取り扱う。北館で販売されているリビング関連アイテムは、44年ぶりに本館に回帰。オープンはいずれも2016年春を予定している。

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　新たなメンズフロアでは、1階と2 階を「インターナショナル メンズギャラリー（仮称）」とし、"厳しい選択眼"をもつ大人の男性から支持されるブランドや世界基準の逸品・名品を導入。3階は「オーセンティックメンズギャラリー（仮称）」で、専任担当者によるコンサルティング型の接客も行う。同店のメンズフロアは6割以上を女性客が占めていることから、ウィメンズも含めた複合ショップなど、女性一人でも入店しやすい環境を創出する。
　リビングは本館6階のワンフロアに集中させ、買い回りの向上やコーディネート提案の強化を図る。各売場で「五感で感じる」コーナーを設け、コンサルティング機能を拡充。調理用品売場の一部商品はウェブサイトでも紹介し、ネットと店頭の販売チャネル融合に取り組むほか、日本製の逸品を展開するコーナーを新設してインバウンド需要の取り込みにつなげる。