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TUBE前田亘輝、ヒット曲誕生の裏にあった”解散危機”を語る

2015年08月27日 02:30  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

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夏といえばTUBE。そんなイメージがすっかり定着している彼らだが、実はヒット曲に恵まれるまでの過程で、”解散危機”があったんだとか! ボーカルの前田亘輝が当時を振り返る――。 実は『シーズン・イン・ザ・サン』は、TUBEのグループの存続がかかった曲でした。というのも、デビュー曲の『ベストセラー・サマー』はヒットしたものの、2枚目のシングル『センチメンタルに首ったけ』が全然売れなかったんですね。それで、3枚目のシングルが売れないと"TUBEはヤバいぞ"という危機感が漂っていて……。そこから生まれた渾身の1曲が『シーズン・イン・ザ・サン』でした。 『あー夏休み』は11枚目のシングルですが、「これをやるなら俺は辞める!」と言い出すメンバーが出たほど、振り切った作品です。当初、≪Oh!SUMMER HOLIDAY~♪≫という英語だったサビも、思い切って日本語の≪あー夏休み~♪≫にノリよく変更しました。この曲で"やるときは思いっきりやる!"ということを学びましたね。 『あー夏休み』と『シーズン・イン・ザ・サン』『SUMMER DREAM』『Beach Time』がヒットしたおかげで、みなさんに"夏といえばTUBE"と思っていただけるようになりました。今となってはすごくありがたいことですが、当時は冬に出歩いていると「セーター着るんだ……」「Tシャツじゃない!」とか言われたりして、悲しかったです(笑い)。その反発から、冬に多くツアーをやったりしていましたね。 今年はデビュー30周年にあたりますが、デビュー10年目、20年目を迎えたとき、そのまた10年先なんて全然見えなかったし、考えもしませんでした。"毎年が勝負の年!"みたいな意識でやっております。これからも"音を楽しむ"ということを忘れずに活動したいですね。