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大人女子のクレジットカードの正しい使い方

2015年08月27日 00:02  オズモール

オズモール

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「ショッピングをするときはクレジットカード」とか、「ちょっと高いものでもリボ払いで購入!」という買い物の仕方をしていない? クレジットカードは、商品はすぐに自分のものになるのに、支払いを先伸ばしにできる魔法のようなアイテム。便利なのはわかるけれど…。

「毎月貯金ができていて、きちんとお金の管理ができている人なら問題ありません。でも、あまり自信がないのなら、クレジットカードとの付き合い方を見直してみましょう」

そうアドバイスをくれたのは、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さん。

買い物をし過ぎてしまったときには、リボ払いにして、分割で支払うこともできるクレジットカード。でも、この“リボ払い”が落とし穴に。

「リボ払いにすると、月に少額支払うだけでいいので、気が付かないうちに未払い金額が膨れ上がってしまいます。そのため取扱いには注意が必要です。リボ払いと分割払いでは、同じ額を処理してもリボ払いのほうが金利、手数料を多く支払うことになります。“リボ払いは借金”と心得て、早めに未払い残高を支払うようにしましょう」(同)

また、お金の管理が甘い人はクレジットカードを使うことで、月々何にいくら使っているか、よくわからなくなっているかも。クレジットカードを一度封印して、すべての買い物を現金でするようにして。

「すべて現金払いにすることで、ひと月にどれぐらいのお金が出ていくのかきちんと把握できるようになります。さらに、手持ちのお金がなくなってきたら、財布のひもが堅くなるので自然に無駄遣いが減っていきます。アプリの家計簿などを利用すると、もっとわかりやすくなるでしょう」(同)

クレジットカードはポイントが貯まるといったメリットもあるけれど?

「家賃や電気、ガス料金、通信費などをクレジットカード払いにすれば、ポイントは貯まっていきます。お金がきちんと管理できないうちは、“衝動買い”しなくてすむ固定費だけにとどめておくのが正解です」(同)

お金との正しい付き合い方を身に付けてムダ遣いを減らし、賢くカードを利用しよう!


風呂内亜矢
ファイナンシャルプランナー。IT企業に勤めていた26歳のとき、貯金80万円で自宅用としてマンションを衝動買いしたものの、物件価格以外にも費用がかかることを知り、あわててお金の勉強と貯金を始める。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し、賃料収入を得ている。一方、当初のマンション購入をきっかけにマンションの販売会社に転職。自身がマンションを購入したときの体験を交えた営業が顧客の共感を集め、年間売上1位の実績を上げる。2013年、ファイナンシャルプランナーとして独立。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。