USUGROWの個展『オーガニック・コントラスト - 薄黒の仕事展』が、11月13日まで東京・渋谷のDIESEL ART GALLERYで開催される。
1990年代初頭にパンクやハードコアミュージックシーンでアーティスト活動を開始させたUSUGROW。2007年に初の作品集『LOVE HATE FROM JP』を発売し、2009年からは自身がキュレーターを務めるグループ展『ブックプロジェクト』を主催している。現在はイラストレーション、ペインティン
グ、カリグラフィー作品を中心に制作するほか、ライブペイント、アーティストとのコラボレーション、立体作品の制作など多彩な活動を展開している。
USUGROWにとって国内では約10年ぶりの個展となる同展では、点描によるイラストレーションやオリジナルの書体を用いたカリグラフィー作品、USUGROWの新しいスタイルである墨による作品など新作を含む40点近くの作品に加え、下絵やラフスケッチが展示される。また、作品制作の過程が紹介されるほか、展示作品やグッズも販売。公開されているトレイラー映像では、USUGROWが作品を制作する様子が確認できる。
なお、キュレーションは半澤順子が担当。半澤はUSUGROWやHAROSHIらと共に、土日と祝日のみオープンするアーティストランギャラリー「HHH gallery」を今年の3月にオープンさせている。