トップへ

土壌をチェックし、スイカの糖度を言い当てる TOKIOがもはやアイドルとして異次元に到達している件

2015年08月25日 18:40  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

昨年デビュー20周年を迎え、アイドルとしてもベテランの域に達しているTOKIO。「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)では毎回、農作業に汗を流す姿がお馴染みとなっているが、8月16日(日)の「出張DASH村~千葉県 富里スイカ~」編が凄いことになっていた。

ざっくりと内容を説明すると、リーダーの城島茂(44)と松岡昌宏(38)が、千葉県富里市のスイカ栽培農家の所有するスイカ畑を訪れるというもの。普通のアイドルなら、せいぜい農家の人の邪魔にならないようにロケをして、最後にスイカを食べて「美味しいなぁ~」で終わるんだけど、TOKIOはもはやただのアイドルではないので、当然そうはならない。(文:松本ミゾレ)

害虫の知識も豊富な城島リーダーに驚愕

城島はおもむろに腰を下ろすと、まずはこのスイカ畑の土をいじりだした。そして、サラサラとした水はけの良さそうな土を手にして、「やっぱりこれは火山灰土?」と声を漏らした。農家の人も「そうです」と即答。

さらに、収穫されたスイカの糖度を検査員が計るくだりになると、またもや城島が「(糖度は)11度くらいですか?」と発言。検査員の返した言葉は「……11度です」であった。これには隣にいる松岡も「何で分かるんだよ」と突っ込みを入れるが、完全に笑顔である。

他にもV6の坂本昌行(44)、Hey! Say! JUMP薮宏太(25)と合流した際、ビニールハウスで栽培されているスイカの葉っぱが食害されているのを見ると、即座に「ハモグリやね」と呟く城島。彼の頭の中には、害虫についての膨大な知識も入っているようだ。

それだけに留まらず、害虫を寄せ付けない無農薬の薬品を精製したり、収穫の段階に至らず、間引いてしまったスイカを使って、あっという間にスイカチャンプルーなる創作料理を完成させてしまうTOKIOの2人。

ネットユーザーも賞賛「TOKIOはやっぱすげぇな」

TOKIOのメンバーが凄いのは、城島だけではなく、メンバー全員が農作業について並々ならぬ知識を有しているという点にある。それぞれに、微妙に得意分野が違うのも面白い。

農作業だけでなく、以前には家屋の建造や、東京湾に生物の定住しやすい海岸を造成していくうちに、ブラックタイガーの生息地にしてしまったことまであった。

後者などは、学者が論文を提出できるレベルの偉業だったようだが、このときは普段は罵詈雑言ひしめく、あの某匿名掲示板でさえ「TOKIOやっぱすげえな」というコメントが目立ったほど。16日の放送についても、Twitterでは様々世代から賞賛の声が寄せられている。一部を引用してご紹介させていただきたい。

「まず土をチェックする農家の鑑」「スイカの糖度合格ラインが分かるリーダー」
「虫食いの後でどの虫が食ったかわかるアイドル、TOKIO」
「スイカチャンプルー美味しそうだねぇ」

TOKIOはもはや普通のアイドルではない。1995年に放送開始し、2000年頃から現在のフォーマットに落ち着いた「ザ!鉄腕!DASH!!」だが、この番組のテーマは「人間の限界に挑戦するバラエティ」だという。アイドルにとっては無理難題とも思える課題を、毎週のようにクリアし続けてきたTOKIOは、まさに究極のネイチャーアイドルといっても過言じゃない。

以前どこかの芸能関係者が「TOKIOは生き残る」と話していたのを耳にしたが、確かに彼らならいろんな意味で今後も生き残るだろう。

あわせてよみたい:廃棄野菜で「おやさいクレヨン」製造